テキストサイズ

碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~

第1章 澄みきった青空

『なぁ姉貴?・・・オトコ出来た?』






『まっ・・・マサヒロ?!

何言うのよいきなり!?』





『うろたえすぎじゃね?

わっかりやす・・・(笑)』






突然こんな風に私をからかうのは

大切な…かわいい(?)

私の弟です






『こないだ…△△通りで

一緒にメシ食ってただろ?(笑)』






『あ・・・れは

あの人は・・・友達だよ…っ』






『(笑)だからさ・・・うろたえすぎ』







『人を・・・からかわないでよ…っ』







『フン♪べつにいいんじゃねぇ?

バツイチが恋愛したって??

つぅか…晴れてバツイチなんだしさ(笑)』






『バ・・・バツバツ・バツバツ

うるさいなぁっ・・・(汗)

マサヒロっ・・・あんたねぇっ』






『~~(笑)

なぁ?!母ちゃ~~ん???

あのさぁ~!!まりあがさぁ~~!!!』






『なっ?!・・・こ、こら!

まさひろっ!!!あんたっ!

お母さん達に変な事を言ったら

承知しないからね?!

こら・・・ま、待って

待てぇ~~っ・・・!!』








『お♪火事場の馬鹿力?(笑)

また歩けるようになったんじゃね?

車椅子いらねーな♪片したら?

医者にもなるべくって言われてんでしょ?』






『あ・・・。う、うん・・・』





咄嗟に弟を追いかけて

這うように飛び出して掴んだ

弟の服の裾を…そっとはなした





『良かったじゃん・・・』




『う・・・うん・・っ』





家族はやさしく

励まし、サポートしてくれて

私は着実に・・・そして前向きに

先々の人生を考え始めました






そんな私は・・・




そんな私が・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ