碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第1章 澄みきった青空
『あ、お母さん…マサヒロお弁当忘れてる』
『あらあら…っ』
『私、持っていく・・・
マサヒロ~!待って~~!!』
日々の慣れで…少し急いで
車椅子を動かせるようになりました
朝は母と一緒に
仕事に行く父と弟のお弁当を作って
見送って
私は母に付き添ってもらって
紹介された地元の病院で
リハビリをする日々
私は…自分に出来ることは
なんでもやりました
例え僅かなことでも
些細なことでも…なるべく自分から
家族への罪悪感?
それは…そうかもしれません
だけど…結局は
自分のためだと…思ったから
もっと簡単に言うと
何も出来ることがないと
一日と言うのは…とてつもなく
長いんです
〃動かない〃のと〃動けない〃のは
まるで違います
〃動けない私〃でいる時間が
長ければ長いほど
動かさなければ
脚は…どんどん動かなくなっていく
私に出来ることは
少なくなっていく
私は…やっぱり
希望を失いたくなかった
前を向いていれば…光は見える
そういう気持ちを
忘れずにいたかった
〃あの人〃が…そうであったように
『あらあら…っ』
『私、持っていく・・・
マサヒロ~!待って~~!!』
日々の慣れで…少し急いで
車椅子を動かせるようになりました
朝は母と一緒に
仕事に行く父と弟のお弁当を作って
見送って
私は母に付き添ってもらって
紹介された地元の病院で
リハビリをする日々
私は…自分に出来ることは
なんでもやりました
例え僅かなことでも
些細なことでも…なるべく自分から
家族への罪悪感?
それは…そうかもしれません
だけど…結局は
自分のためだと…思ったから
もっと簡単に言うと
何も出来ることがないと
一日と言うのは…とてつもなく
長いんです
〃動かない〃のと〃動けない〃のは
まるで違います
〃動けない私〃でいる時間が
長ければ長いほど
動かさなければ
脚は…どんどん動かなくなっていく
私に出来ることは
少なくなっていく
私は…やっぱり
希望を失いたくなかった
前を向いていれば…光は見える
そういう気持ちを
忘れずにいたかった
〃あの人〃が…そうであったように