
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第2章 薄紅色の奇跡・・・
『あ、すんません・・・〃コイツ〃
連れてっていーすか・・・???』
「・・・」
「・・・」
ぽっっか~~ん
絵に描いたように
そんな表情をして
〃「どうなってんのアンタらは???」〃
と・・・口に出しては言えないだけで
思い切り顔にかいてある
そんな営業マン二人に向けて
優人は、そう切り出しました
『えっと・・・なんか・・・コイツ
めちゃくちゃにお騒がせしたみたいで
申し訳ないです・・・すんません』
・・・と
特に私の担当の方の営業マンに
丁寧に頭を下げて
優人はお開きにしようとしていました
「カガミさん?」
『っ・・・?!』
担当の営業マンの呼び止めに
私は下を向いていた顔を上げました
「探し物は・・・みつかりましたか?」
『っ・・・っ・・・っく』
私は…一言も何も出てこず
声さえも出せず
優人がはめてくれたばかりの
〃探し物〃の光る
左手をかざして
何度も何度もうなずいて
そして頭を下げた
「そうですか・・・よかった!!」
嫌味…とかでは、ありませんでした
担当の…それもハチャメチャに
迷惑なお客の私に振り回された営業マンは
意外過ぎるほど
満面に笑顔を向けてくれました
『じゃ…申し訳ないですが
今日のところは失礼します』
優人が自分の担当営業マンに言う
「あ…はい、承知しました
では・・・後日手続きを、このまま
進めさせていただくと言うことで…」
『あ、すんません・・・でも
一点だけ・・・・・・変更』
「はい???」
『入居人数・・・そこだけは
〃二人〃に・・・
変更しておいてもらえマスカ?』
優人は少しイタズラに
けれどクシャっと無邪気に笑って
不動産屋さんに願い出ました
連れてっていーすか・・・???』
「・・・」
「・・・」
ぽっっか~~ん
絵に描いたように
そんな表情をして
〃「どうなってんのアンタらは???」〃
と・・・口に出しては言えないだけで
思い切り顔にかいてある
そんな営業マン二人に向けて
優人は、そう切り出しました
『えっと・・・なんか・・・コイツ
めちゃくちゃにお騒がせしたみたいで
申し訳ないです・・・すんません』
・・・と
特に私の担当の方の営業マンに
丁寧に頭を下げて
優人はお開きにしようとしていました
「カガミさん?」
『っ・・・?!』
担当の営業マンの呼び止めに
私は下を向いていた顔を上げました
「探し物は・・・みつかりましたか?」
『っ・・・っ・・・っく』
私は…一言も何も出てこず
声さえも出せず
優人がはめてくれたばかりの
〃探し物〃の光る
左手をかざして
何度も何度もうなずいて
そして頭を下げた
「そうですか・・・よかった!!」
嫌味…とかでは、ありませんでした
担当の…それもハチャメチャに
迷惑なお客の私に振り回された営業マンは
意外過ぎるほど
満面に笑顔を向けてくれました
『じゃ…申し訳ないですが
今日のところは失礼します』
優人が自分の担当営業マンに言う
「あ…はい、承知しました
では・・・後日手続きを、このまま
進めさせていただくと言うことで…」
『あ、すんません・・・でも
一点だけ・・・・・・変更』
「はい???」
『入居人数・・・そこだけは
〃二人〃に・・・
変更しておいてもらえマスカ?』
優人は少しイタズラに
けれどクシャっと無邪気に笑って
不動産屋さんに願い出ました
