碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第3章 青空と共に・・・流れる雲
シーーーン・・・
彼の突然の〃宣言〃に
その場が静まりかえったのは
言うまでもありません
それは…私自身も
だって・・・それは
優人のその〃意思表示〃が
おかしなことでもなんでもない
それは…わかりますが
これは・・・その
そういう話では・・・
『ゆ・・・ゆ・・・ゆぅ・・・???』
私は…彼に肩を抱かれたまま
ギョっと彼を見上げて
何も言えませんでした
〃『聞いてないよ??!』〃
と言うように
ひたすらまばたきをして
『ユウト・・・ふふ…そう・・・』
『そうか・・・そうか・・・』
彼のご両親は
頬をゆるめた
ですが
ええと・・・一体
どのへんが〃そう〃なのでしょう?
なぜそんなに・・・穏やかなのでしょう?
『えーーー?!お兄ちゃん?!』
『・・・??!』
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