
彼女は隠れて変化する
第1章 お隣の地味子ちゃん
よく見ると…昨日追っ払ったブサイク野郎だ…
「ねぇ~、p@p@(マイマイ)~!ねぇ~p@p@(マイマイ)~!
それに、昨日の男は――――…たまたま、通りすがっただけの男なんでしょ?
いや!!もしかしたらp@p@(マイマイ)のストーカーかもよ!!あの後…後ろ着いて歩いてたし!?!
p@p@(マイマイ)は、僕が守るよ!?だから!
個別で写真撮らせて~!!!」
――――うゎ!キモ!!何だ!?あの男
それに、さっきから“マイマイ・マイマイ”って、うるさいなぁ…
しかも!
スタスタ歩く舞の速度に着いて行けなくて「ゼーゼー」言ってるんですけど?!
「おい――――…昨日からお前は何なんだよ!?」
不愉快過ぎて今日は少し強めにブサイク野郎に声をかける
しかも、人をストーカー呼ばわりとは!更に腹が立つ!!!
