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妄想2

第1章 妄想

ある日えりかは新聞配達を辞めて、友達と、病院の掃除にいった。
ある日えりかは掃除が休みなのに、暇だから手伝いにきて、病院のlCUの前を通りかかった。

土田「手をつくしたんですが、血液がたらなくって」

その時土田はえりかに気づいた。

そこには新聞配達のときの社員、山本、辻田、小野、小田原がいた。

土田「えりかちゃん!!」

えりか「どーしたんですか?」

土田「今日休みじゃ」

えりか「暇だから来た」

土田「よかった、えりかちゃんってA型だよね?」

えりか「そーだね」

土田「体重は?」

えりか「56ぐらい」

土田「使える!」

えりか「う?」

土田「血液」

横田「無理だ!えりかちゃんは元々血液が少ない、ギリギリ過ぎる」

土田「え」

横田はそういって去っていった。

土田「くそっ」

えりか「どーしたんですか」

土田「血液さえあれば」

土田は落ち込んだ。

えりか「私の血液あれば役にたつんですか?」

土田「その人の家族が事故で、出血多量で、ここにA型の血液型がなくって、届いても3日後で、えりかちゃんがA型だから、使えるって思ったけど」

えりか「使えないんですか?ギリギリってどー言う意味ですか?」

その時横田が帰ってきた。

横田「今えりかちゃんの血液を使えば確かに助かる、キツイ貧血がおきて、覚醒剤がキレた時の状態になる、苦しむことになる、1週間、それで耐えきれなく自殺する人もいる」

えりか「そ、それぐらいなら」

横田「明日香ちゃんも来てれば、まだしも、えりかちゃんだかなら無理だ!今のえりかちゃんには耐えられない」

えりか「だったら、あすか」

土田「間に合わない、命あっても後1時間」

えりか「え」

横田「そばにいてあげてください」

山本は、lCUに入っていった。

山本は泣いていた。

それを見て

えりか「私の血液使ってください(泣)それで、命助かるなら(泣)」

横田「他人の為にそこまで、命かけて助けたい」

えりか「他人かも知らない、だけど、私は助けたい、私耐えれます。」

横田「仕事どーなる?」
 
えりか「命と仕事なら、命のほうが大事だよ、私は死なない」

横田「自殺しようとしたやつに説得力ないな」




 






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