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嵐しょーせつ。Part3

第111章 ニセモノ


ってこともあって、、

「雅紀。和也くんと今日から兄弟だ。まぁ、生まれは和也くんの方が早いからお前は弟になるけど。」

雅「はぁ?嫌だよ!こいつと兄弟なんか!!」

和「俺も嫌だよ!!」

「和也、そんなこと言わないの。」

お互い無理なのに兄弟になりたくないって言い続けた。

雅「、、学校では内緒に。」

和「わかってるわ。お前と兄弟なんて生き地獄だ。」

はぁ、、でも、父さんにはここまで育ててくれて感謝してるし、、もうこんなことで迷惑かけるのはやめよう。

雅「、、、お腹すいた。」

「おう、カレー作ったから食べようか^_^」

今まで埋まることなかったこの4人がけのダイニングテーブル。

「まぁ、美味しそう^_^」

「口に合うかな?^_^」

4つ並べられたカレーライス。

なんか、、、嬉しかった。
久々に感じたこの暖かい空間。

「、、雅紀?どうした?」

雅「え?んん!なんでもないよ。」

「そうか。じゃあ、食べよう^_^」

1人で食べることの多かった夕飯。
今は父さんも新しい母さんとこいつが一緒に席について食べて、、

雅「、、ふふ^_^」

和「、、なに。気持ち悪りぃ」

雅「いや、久々だったから。この感じ」

和「ふーん、、」



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