嵐しょーせつ。Part3
第22章 恋人
ニノは、元々甘えるのはすごく上手い。
まぁ実際に上にねぇちゃんがいて、下の立場だから小さい時から甘えることはできた。先輩の懐にもすっと入れるやつだ。
俺は、長男だったし上にいなかったから甘えるのは出来なくて、下にいる弟のことをいつも守っていた立場だ。
みんなによく言われるんだけど、ニノと一緒で先輩の懐にすっと入るって。
メイク時間になり、また先にリーダーに行ってもらって俺たちは後から行くことにした。
雅「、かーずー。」
可愛い寝息をして眠っている和を起こすの悪いと思ったがもうそろそろ起こさないとメイクにいけない。
和「、、んー、、」
雅「ほら、メイクの時間になったから。起きよ?」
和「、、うん、、まーくん、、」
雅「ん?」
和「また、ここで寝てもいい?」
雅「ふふっ^_^いいよ。」
気持ちよかったのかな?
よくわからないけど和がこんなこと言うなんて珍しい。
リーダーが戻ってきて、次は俺たち。
メイクさんには、“本当に仲良しですね^_^”って言われた。
メイク終わってからもウトウトする和。
雅「、、寝る?」
和「んー、、、うん、、」
俺は、何も言ってないのに和はすっとまた俺の足に乗っかってきてギュッと抱きしめてきた。
雅「ふふっ^_^上手に寝るんだよ?髪の毛崩れちゃうから。」
和「うん、、」
背中を優しくトントンしてあげると、また気持ち良さそうに眠った。