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嵐しょーせつ。Part3

第4章 看病


しばらくすると、、、

ガチャ、、、

和「、、できたよ。起きて。」

俺は身体を起こすと、ニノは俺の前におかゆを持って来た。

わぁ、、、たまご粥だ、、泣
ニノ、覚えててくれたの?俺が1番好きなおかゆを。

和「、、泣くんじゃないよ。」

雅「だって~、、覚えててくれたんだって、、嬉しすぎて、、、」

和「ふふっ、、お前のことはちゃんと覚えてるよ。ほら、冷めないうちに食べろ。」

俺はニノが作ってくれたおかゆをすごい勢いでたべて、、、あっという間に食べ終わった。

和「ほら、薬も飲んで。」

雅「うん、、、」

、、、うぅ、、この薬、嫌いなんだよな、、、

粉薬なら飲めるんだけど、、、

和「、、、貸して。」

雅「え、、」

ニノは薬と水を俺から奪った。
何故かニノが薬を口に入れ、水を口に含んだ。


そして、、、
ニノの顔が近づいたと思えば、距離はゼロになっていた。

、、え、、うそ、、、
ニノと、、キス、、してる、、、

上手く飲み込んだ瞬間、ニノは離れていった。

和「、、飲めたね、、、もう寝な。」

ニノは俺を寝かせ、布団かけてくれた。
俺はまだ寝たくない。
ニノが寝室から出ようとした時、、

雅「、、、ニノ!!」

俺はニノを抱き寄せた。

和「何よ。」

雅「、、もっかい、、、もっかい、キスして、、、」

和「、、、、」

雅「、、お願い、、、」

後ろから抱きしめられていたニノは、振り返って

和「、、、、」

なんで、、泣いてんの?
ニノが、、、泣いてる、、、

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