テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第25章 クリスマスイブ


雅「ふふっ^_^じゃ、進行表もらったら打ち合わせしよ?ね?」

俺はぎゅっと抱きしめると、ニノも返してくれた。

和「うん、、、ありがとう、、」

雅「大丈夫だから。俺たちも出演者だし^_^ね?」

和「うん^_^」

不安な気持ちは本当によくわかる。
俺だって出番が回ってきたときみんなに会えて嬉しかったし本当に安心した。
だから、あのハプニングが起こったんだもん。

雅「あっ、クリスマスだね、、」

時刻は丁度0時回って、、、

和「、、おめでとう^_^」

雅「ふふっ^_^ありがとう^_^」

いつもメールとかだったのに、恋人になった俺たち。目の前で一番におめでとうって言ってくれる。
嬉しいんだ、、^_^好きな人が言ってくれること。

和「俺にはクリスマスイブはないから。」

雅「え?どうして?」

和「だって、まーくんの誕生日だから。」

俺が昔、

『クリスマスイブは嫌い。』

『、、?なんで、?』

『だって、僕の誕生日なのに、周りがクリスマスなんだもん。プレゼントも一個だし。ケーキもバースデーケーキじゃないし。』

『じゃあ、僕が1番にお祝いしてあげるっ!』

『え?』

『僕にはもうクリスマスイブはないよ。』

『どうして?ニノは普通に楽しめばいいんだよ?』

『やだ。相葉くんの誕生日だから。一緒に楽しむ。』

その時から毎年、誕生日を優先してお祝いしてくれたニノ。

本当に嬉しかったし、ニノがいればクリスマスもいいもんだなって思えた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ