嵐しょーせつ。Part3
第26章 トナリ
でも、俺が幼馴染と仲良くしてると気に食わない人もいて、、、
「、、なんなのよ。」
「私の相葉くんと一緒にいるのマジムカつく。」
「愛しの翔くんともべったりくっついて。気持ち悪い」
女子からの視線と悪口。
そう、4人はファンクラブが出来るほどこの学校の人気者で同級生はもちろん後輩からも先輩からも愛されてる。ほとんど女子だけど、、、
だからこの地味で暗い俺が一緒にいるだけで冷たい視線を感じるし、悪口だって聞こえる。
雅「、、和?どうしたの?」
和「いや。あっ、俺購買に行く用事があるから行ってくるね?」
俺はその視線が嫌だから逃げるように教室を出た。
でも俺を追いかけて、、しまいには
「、、あんた。何なのよ。」
和「、な、、なにが、?」
「あんたみたいなやつが相葉くんのそばにいるの気持ち悪いのよ!」
「そうよ!私のたちの相葉くんに手を出すな!話しかけるな!あんたなんか消えて欲しいぐらいだわ!」
、、泣
何で、、俺何もやってないのに、、、
「、、今度近づいたらただじゃおかないわよ?わかった?この、汚らしいメガネオタクっ!」
、、汚らしいメガネオタクって、、、泣
ひどい、、泣
女子は、みんな言いたいことだけ言って立ち去った。
俺はもうこの時から怖くて怖くて、、
あっちから話しかけてくると女子達からの視線が冷たいし見張られているような気がして、、、
だから、もう雅紀たちには悪いけど目を合わせないことにした。