嵐しょーせつ。Part3
第26章 トナリ
あの日から、本当に一言も喋らず
向こうから話しかけられそうになったら
女子たちがみんなそれを阻止して、俺を空気扱いにして雅紀たちにべったり。
「ねぇ^_^お弁当作ってきたんだけどどうかな?」
雅「あー、、いらない^_^俺もお弁当あるから^_^」
「え〜せっかく作ってきたのに、、、」
雅「ん~じゃあ貰おうかな^_^」
女子たちは、俺に向かってドヤ顔をして勝ち誇った顔をしている。
なんか、学校にも行き辛くなってきて、、、
「、、和くん。今日もお休みするの?」
和「、、うん、、当分行かない、、、」
母さんからもすごく心配された。
引きこもっていた時もあったが、高校生になってから雅紀たちと一緒に学校へ行ったんだけど、また逆戻りになってしまった。
一日中あのことを考えずひたすらゲームに没頭。
雅紀たちは毎日のように尋ねてきてくれたが、俺は会わなかった。
母さんも俺のこと気にしていてくれて、雅紀たちには悪いけど帰ってもらってるらしい。
ごめんね、、?雅紀、、翔、、智、、潤、、、
俺がこんなだから、、こんなだから、、、泣
みんな悪くないよ、、、
俺は数日間ずっと学校には行かなかった。
テスト前じゃないし、、、あの女子たちの視線が冷たいから、、、
そんな俺を見かねて、、
和「、、保健室登校、、?」
『あー、そうだ^_^どうだ?二宮。』
担任の先生と保健の先生が話し合ってくれたみたいでしばらくの間、保健室登校することになった。