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嵐しょーせつ。Part3

第29章 大切なもの。



雅「、、ありがとう。」

和「いいよ。無理に食べなくてもいいよ。」

雅「うん、、」

まぁ、これは本当にトラウマがあって食べれなかったやつだったから。
和はそれを知ってるからこそ食べてくれた。

和「ったく。言えば?その彼女に」

雅「え?」

和「これは食べれないからって。」

雅「、、でも、、」

作ってきてくれるのに、それは言えないよ。
申し訳ない気持ちになっちゃう。

和「はぁ、、無理してんじゃないの?ちゃんと素直に言えるやつが本物っていうやつじゃないの?」

たしかにゆきちゃんには内緒にしてることたくさんある。言えば楽になるんだけどなかなか言えない。
和の言う通りだ。


しばらくして午後の部が開始。

今和と潤は、棒取り競争に参加してるため俺たちは応援席に座って応援していた。

翔「潤ー!行けー!!」

智「和っ!行けっ!!」

いつもどおりに応援して、た、はずなんだけど、、

いつのまにか和のことをずっと目で追っていた。
ただの幼馴染のはずなのに、、、なのに、、、

この気持ちなんだろ、、、、


潤「、、うぃーすっ。」

翔「お疲れ。惜しかったね^_^」

潤「あー、悔しいよ。」

智「でも、よかったよ^_^」

潤「サンキュー^_^」

その後ろから現れた和。

雅「お茶飲む?」

和「ん?うん。ちょうだい。」

俺の保冷剤バックからお茶を出し渡した。

雅「はい。、、タオルいる?」

続けてタオル渡すと、和はすごく顔が赤くなっていた。

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