嵐しょーせつ。Part3
第32章 5人兄弟。
、、ってこともあったな、、
潤がなかなか起きないことは本当に多くて、
毎回大変だった。
裕「、、何笑ってんねん。」
雅「え?あー、、ふふっ笑」
裕「また、兄弟のこと思い出してたん?」
雅「まぁね。今はもうあれだけど。」
裕「いい加減謝ってきたら?親父さんたちに。」
雅「いや、俺一人前になるまで家に帰らない。それは俺の中で決めたことだから。」
裕「はぁ、そうか。じゃあちゃんと売れないとな?」
28の年になった俺は、ある夢を追いかけて東京で頑張っていた。
その夢は誰にも会えなくて、、兄弟にも言えなくてずっと溜めてきたんだけど、
高3の冬、受験する前に告白した。
雅「、、俺、、マンガ家になりたいんだ。」
「、、え?」
雅「ずっと前からマンガ家になりたかった。だから、俺は受験しない。」
「何言ってんだ。お前」
雅「ごめんなさい。父さん、母さん。でも、俺の気持ちは変わらないから。」
理解してくれるまで時間かかってもいいと思ってたけど、すぐにあの家から追い出された。
兄弟にも
和「、、なんで言ってくれなかったんだよ、、」
翔「俺たちそんなもんだったんだな、、」
智「相談してほしかった。」
潤「お前のこと見損なったよ。」
見放された。
だから、俺は高校卒業するまでおばあちゃんが俺を面倒見てくれ、そのまま東京へ。
俺は夢に一歩足を踏み始めた。