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嵐しょーせつ。Part3

第34章 叶わない、、?


俺がまだ幼い頃、、、

和「、、ねぇねぇ、この男の子だーれ?」

俺は小さな写真たてを見つけた。
そこにうつってたのは、俺と一緒に並んでる男の子。

「ふふっ^_^この子はね、あなたのお兄ちゃんよ^_^」

和「ぼくの?」

「そう。お母さんねあなたのお父さんと一緒にいれなくなっちゃってね。お兄ちゃんとは離れ離れになっちゃたのよ。」

和「そーなんだ、、、」

「でもね、和くん。」

母さんは教えてくれた。

「どんなに離れ離れになってもあなたとお兄ちゃんの心は1つよ?かならずどこかで繋がってる。」

和「うんっ!」

お兄ちゃんと一緒なら何でも行ける気がする。
俺はあの日以来、その写真を大事にして今でも持ち歩いている。

3人の前で悪いけど、その写真を片手にとり眺めた。

潤「、、ん?誰?」

和「え?あー、俺のお兄ちゃん。」

翔「あれ?お前に兄貴いたっけ?」

和「いたんだって。でも、俺が物心つく頃には一緒に居なかった。」

隣で笑っているお兄ちゃん。
でも、この顔今更だけど誰かに似てる、、?

雅「、、おっし、行くか。お前らも早く帰れよー。」

先生は伝票を持ってレジへ。
本当に全ておごってくれ、解散。

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