テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第34章 叶わない、、?


和「、、ただいまー。」

「、、はーい^_^おかえりなさい^_^和くん。」

和「、、、入ってください。」

「、??」

俺はお兄ちゃんを家に招いた。
不安なのかずっと下を向いていた。

和「、、お兄ちゃん。」

雅「、、母さん、、俺のこと覚えてる?」

「、、え、、、まーくん、?」

雅「、母さんっ泣」

「まーくんなのねっ、泣」

和「ふふっ^_^お兄ちゃん、俺の高校の先生なの。」

「そうなの?なんで早く言ってくれないの?」

和「お互い今気づいたんだって。ね?お兄ちゃん。」

雅「うん。」

「そうなのね、^_^自分の息子たちを信じないと笑笑ほら、あがりなさい^_^」

雅「うん。」

お兄ちゃんを迎え入れた母さん。

「、、え、、お父さんどこにいるかわからないの?」

雅「うん、、借金作って逃げちゃった」

「お義母さんも?」

雅「うん、、、」

和「大変だったね、、お兄ちゃん。」

雅「そんなことないよ。大丈夫。」

「まーくん、ここで暮らしなさい。家賃浮かせてその分借金にまわせばいいんじゃない?」

雅「え、、だって迷惑かけたくないから、、」

「まーくん。今はお義母さんいるけど、あなたの本当の母親は私しか居ないのよ?今まで、あなたを悲しませてしまったお詫びよ。甘えなさい^_^」

母さんもお兄ちゃんに会えて嬉しかったみたい。
決して広くない家だけど、同じ空間にお兄ちゃんがいるだけでどんだけ幸せなことか。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ