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嵐しょーせつ。Part3

第36章 どんでん返し


雅「なんか久しぶりだね。」

和「、何が」

雅「こうやって一緒に寝るの。」

和「まぁな。」

雅「和、最近泊まっていかないんだもん。すぐに帰っちゃうし。」

和「別に、気が向かっただけだ。仕方ないだろ。」

雅「ったく。」

和「もう寝ようぜ。」

あかりを消し、和は眠りについた。
しばらくすると、寝息が聞こえて顔を覗き込むと昔と今と変わらない寝顔がそこにあった。

雅「、、ふふっ。可愛いなぁ。男のくせに」

童顔だから、可愛いのかな。
実際、女子はもちろん男子にも人気があるからね。

本人に童顔だっていうと、怒られそうだから言わないけど。

雅「、、おやすみ。和。」

俺もその寝顔を眺めながら眠りについた。


?「、、い。お、、い、、おいっ!起きろっ!!」

雅「、、ん、、なーに、、?」

和が俺の肩を揺らし起こしてきた。

和「あと、30分で1限始まるぞっ!!」

雅「、、え!?わぁー!!」

俺は1限からあるから急いで準備して、、

雅「鍵昼休みに返してっ!、、あっ、てか、、」

俺はこの家の合鍵を和に渡した。

雅「いつでも泊まりにこいよ。」

和「んだよ。彼女に渡せよ。」

雅「まぁ、彼女にはあまり生活を見られたくないかも。、、あっ、もうこんな時間だっ。行くね!」

俺は急いで自転車に乗り、勢いよく飛ばした。

自転車で10分だからいいんだよね〜。飛ばすと5.6分でつくから。

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