嵐しょーせつ。Part3
第37章 優しい救いの手
落ち着くまでみんなは俺を優しく抱きしめてくれた
雅「、、ありがとう、、^_^」
翔「大丈夫だよ^_^」
みんな変わらない笑顔。よかった、変わってなくて、、、
雅「、、なんでここにいるの?」
同じ制服着てる4人。
和「俺たちタイミングよくこの街に戻ってきたの^_^」
智「雅紀がいるところに行きたいって思ってたんだけど、高校がわからなくて、、、」
雅「そうなんだ、、」
潤「俺たち見てたんだ、、お前がその、、」
、、見られてたんだ、、、
そりゃ、そうか。仕方ないよな、、、
雅「、、ふふっ。こんな俺を見て引く?地味で暗くて馬鹿にされたくなくてメガネまでかけて、、」
和「んん、、引かないよ。俺たちの大切な幼馴染だもん。むしろ早く気づいてやれなくてすまない。ごめんな?」
雅「俺が何も言わなかっただけ。逢いたいって思ってたのも俺だけだと思った。」
ボロボロになった身体は、思うように動かないし変わらなかった。
でも、みんながいるから変われそうな気がする。
和「立てる?」
手を差し伸べてくれたその手を受けて俺は立ち上がった。
智「、、あっここ擦りむいてる。」
、、え、、、?
雅「こんなのほっとけば治るよ。いつものことだし。」
怪我なんてもう慣れたよ。
最初はもう最悪だったけど、もう慣れた。
智「ダメだよ〜、おいらが手当てしてやるから保健室行こう?」