嵐しょーせつ。Part3
第38章 汗
みんなのおかげで走れそう、、
智「ゆっくりでいいからね」
和「うん、ありがとう」
みんなが俺の元へ駆けつけてくれたのが本当に嬉しくて俺のこともすごく大切にしてくれているんだなと思えた。
4人が支えてくれたおかげでやっと学校のグラウンドが見えて、ゴール間近。
「、、二宮っー!頑張れー!!」
「あともう少しだぞ!!」
「頑張れっ!!」
残っていてくれたのかクラス全員が俺のこと応援してくれていた。
その声援で泣きそうになった俺は、それを堪えながら残りの道を走った。
雅「和、もう少し!」
すると、4人は走り出しゴールのテープの前に立った。
雅「頑張れ!和っ!!」
翔「頑張れ!!」
潤「もう少しだよ!和っ!!」
智「和!頑張って!!」
手を広げて待っててくれる。
俺は最後の力を振り絞り、痛い足を引きずりながら走った。
雅「和^_^お疲れ様^_^」
ゴール出来た俺はそのまま雅紀の胸へ飛び込んだ。
和「、、っ、泣」
雅「泣くなよ〜、、頑張ったね、和、、」
和「、、、」
嬉しくてたまらない、、
「二宮、おめでとうっ」
「おつかれっ!二宮」
みんな、ジュースを持って俺を囲った。
和「ありがとう、、」
翔「頑張ったな。この足で」
潤「保健室行くか。」
和「うん、、」
次の瞬間、身体がふわりと浮き、、
雅「俺が抱っこしてあげる^_^行こう?」