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嵐しょーせつ。Part3

第39章 強くなれ


コンコン、、、
ガチャ、、、

、、ん、、誰?
勝手に入ってくるってことは、執事でもメイドでもないな、、、


?「、、雅紀、、」

雅「、、か、、ずな、、り、、?」

和「大丈夫か?」

雅「、、、、」

和「、、、、」

和也はベロンと布団をめくり、俺の隣に入ってきた。

和「大丈夫だから。俺がそばにいるから。」

雅「和也、、泣、、なんでさ、、こんなに違うのかな、、」

和「何が?」

雅「和也と双子なのに、正反対だし俺は何も出来ないし、、落ちこぼれなんだ、、」

和「ハハっ笑笑何それ。別に関係ないじゃん。」

雅「関係あるよ!!和也に追いつこうと頑張ってたけど、無理だった。大学だって、お前はもっといいところ行けたのに俺に合わせただろ?それも俺悔しかった。もっと頑張っていれば行けたんだろうけど、、」

和「ふふっ笑笑大学は元々雅紀と一緒に行きたかったから。どこでも行けるように勉強したんだ。出来のいい雅紀だから追いつくの大変だったよ?」

雅「出来よくないよ。俺が追いかけてばかり。」

和「そんなことないって。高校の時だって、俺より成績良かったじゃん。」

雅「、、え?」

なにそれ、、知らない、、、
ってかなにも教えてくれなかったもん、、、

和「俺、双子なのに成績の違いに恥ずかしかったから雅紀には内緒にしてた。」

雅「うそだろ、、、」

和「うそじゃないよ。だから、雅紀は落ちこぼれでないよ。」

雅「、、、、」

和「雅紀は雅紀だよ?誰と比べるとかじゃなくて、自分がいいと思ったらそのまま真っ直ぐに進めばいい。」

、、和也、、、、
でも、、真っ直ぐに進んで行くと大きな壁があってなかなか行けないよ、、

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