テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part3

第44章 暖



あまりにも寒いから温かいものを飲みながら、溜まっていたテレビを見てゲームをしていた。


すると、、玄関から騒がしい音。

え、、もしかして、、?

勝手に開いた玄関のドア。
そして、、、

ガチャ、、、

雅「、、ニノちゃ〜〜ん!!」

和「わぁっ、なんだよ!!」

雅「、、寒かったぁ」

和「、、、」

雅「寂しかった?俺がいなくて。」

和「いや、そうでもない。」

素直じゃないって言われるほど呆れた性格の俺は
思っていたことを言われて図星だったけど途端に嘘をついてしまった。

雅「え〜!素直じゃないなぁ」

和「はいはい。どいてよ。ゲームができない。」

雅「んもぉ。」

相葉くんは黙って俺から離れて隣に座った。

和「、、先輩と飲んでたんじゃないの?」

雅「うん、飲んでたよ。でも先輩、明日早いからすぐ解散になった。」

和「ふーーん、、」

雅「家に帰ってる途中でね?松潤から連絡があって、、」

和「、、、」

雅「『ニノが寂しがってたから行ってやれ』って言われちゃってさー。」

、、!?!?

雅「恋人同士なのに、最近お互い忙しくてなかなか一緒に居られなかったからさ。俺も今日会ったのに急に寂しくなっちゃって、、、来ちゃった。」

和「、、、ほんと?」

雅「うん、やっぱ俺はニノがそばにいてくれないと寂しいし、嫌。」

相葉くんは普段見せない顔を俺だけに向けてくれる。だから、、ほんとに寂しかったんだなって理解ができた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ