嵐しょーせつ。Part3
第51章 好き
雅紀said
翔「、、雅紀っ!次の講義遅れるぞっ」
雅「うんっ!今行く!」
大学に入学してから2年。
大学から友達になった翔とはすごく仲良しで講義も全て同じ。
こんな毎日楽しく生活してるけど、、いつも思い出すのは、、あの日のこと。
雅「、、、俺、和のことが好きっ!」
高3の冬。
幼馴染の和とともに大学が決まり落ち着いた頃、
俺は前からずっと好きで我慢できず告白。
和「、、、ごめん。」
結果、振られてしまった。
もう、、こんな想いで幼馴染なんて出来ないし、男同士で気持ち悪がれたに違いない。
和「、、でもっ、幼馴染、、」
雅「、、ごめん、もう幼馴染戻れないかも。」
俺たちはこれをキッカケに一緒に居ることがなくなった。
そして、そのままなにも話さず俺は地方の大学へ進学した。
それから2年。
智『、、、おぉ!雅紀、どうした?』
久々に高校の時からの友達、智に連絡してみた。
懐かしいのか昔と変わらなくて、たわいもない話をずっとしていて、、、
智『あー、なんか3人で逢いたいなぁ。』
、、3人、?
智『、、、和は元気にしてるよ。大学でもうまくやってる。』
雅「そっか、、」
智『、、いい加減連絡してみたらいいじゃん。喜ぶと思うぜ?』
雅「、、、」
智『、、あっ!なぁ。お前の大学の文化祭いつ?』
雅「、、え、っと、、10月23日、24日。」
智『おいら、暇だし遊びに行ってもいい?』
雅「うん、別にいいけど。」
智『それじゃまた連絡するわ!』
話が終わり、電話を切った。