嵐しょーせつ。Part3
第51章 好き
和said
日曜日。
智と待ち合わせして、雅紀が通う大学へ向かった。
智「、、なんか、痩せた?」
和「え?」
智「ろくに食べてないんだろ。」
和「んなことないよ。」
智「ゲームのし過ぎはよくないぞ。」
和「、、、」
ゲームやってる時って、ご飯食べないんだよね。ってかお腹空かない。だから、あまり食べてないかも。
1時間ぐらい電車に揺られて、着いた雅紀の通う大学の最寄駅。
そこからバスに乗り、大学へ。
、、、うわ、、すげっ、、、
目の前に広がっているキャンパス。
さすが、都会にある大学は違うなぁ。
智「とりあえず、雅紀のサークル行くか。」
和「え、ちょっと待ってよ!!」
心の準備もなしに、雅紀が所属するサークルがやってるカフェへ。
『、、いらっしゃいませー!!』
店内に入ると元気よく挨拶され、至る所にコスプレした男たちが立っていて、ちょっとびっくりした。
「、、2名さまですか?」
智「はい。」
「こちらへどうぞ^_^」
、、、雅紀もいるの?ここに。
「ご注文は。」
智「えーっと、コーヒー2つと、、あっ、パンケーキっ!」
「かしこまりました^ ^以上でよろしいですか?」
智「はい^_^よろしくお願いします。」
智が俺の意見を聞かず、勝手に注文した。
智「わりぃ、コーヒーだけにしようと思ったんだけど、パンケーキ見つけちゃって、、」
智は昔っからパンケーキが大好き。
俺と同じくらい少食なのに、パンケーキになるとすごい食べる。
?「、、、か、ず、?、」
和「、、あっ、、」
料理を運んでいたのは、執事姿の雅紀。
大学生になってから会ってなくて、ちょっと垢抜けた雅紀を見てドキッとしてしまった。