嵐しょーせつ。Part3
第51章 好き
雅紀said
智の計らいで和と仲直りした。
久しぶりに会った和は少しばかり痩せていて、ゲームしてろくに食べてないことがすぐにわかった。
だから、土日は俺の家で三食全部作ってあげよう誘ったら文化祭のあの日をキッカケに一緒に過ごすようになった。
和「、、あぁ、帰りたくないな、、」
雅「ふふっ^_^また来週あるじゃん。」
和「でも、、大学に雅紀がいないんだもん。」
雅「なんだよそれ笑笑」
自分の気持ちは変わらない。
和のことが好き。でも、伝えてしまって後悔ばかりした。だからいつも通り笑って、幼馴染として隣にいようと決めたんだ。
和「、、はぁ、俺も家出よっかな。」
雅「ダメだよ。まだ、実家だからいいけど1人になるとご飯食べないだろ。」
和「でもさ、1人ですごい快適そうなんだもん。」
シュンとする和。
好きな人のそんな姿みたくない。
でも、こうして土日を過ごせてるのはすごく楽しい
雅「、、ねぇ、和」
和「んー?」
俺はいいことを思いついた。
雅「、、一緒に暮らさない?」
和「、、え、?」
こうすればお互いのことがよくわかって俺の願いも叶う。