嵐しょーせつ。Part3
第54章 叶わない、、?II
でも、、、たくさんの思い出を作りたいと言った矢先、、、
ある家族の事件が起こってしまった。
「、、まーくん!和くん。これ運んで?」
今日は、母さんもお兄ちゃんも休日で久々にゆっくり過ごせる日。
普段聞けない話や仕事の話、聞いててすごく楽しかった。
でも、、、、
ピーポーン、、、
「あら、誰かしら。」
和「俺が出るよ。」
率先して俺がドアに向かった。
和「、、はーい。」
ドアを開けた先に、、見知らぬ男女2人。
でも、その男の人が俺を見て、、
「、、和也、、か、?」
和「、え、なんで俺の名前、、」
戸惑っていると、居間から顔を出した母さんたち。
「、、なんで、あなたが、、」
「すまん、、、」
、、ん、どーいうこと、?だれ、?
雅「、、父さん、、、」
父さん、??
「雅紀、すまなかった。この通りだ。」
「雅紀、ごめんなさい、、」
その男女2人はお兄ちゃんに頭を下げた。
雅「、、今更謝って済む話かよ。今まで、どこで何してたんだよ!!」
「、、まーくん。とりあえず上がってもらおう?」
その人たちを居間に連れて行き、話を聞いた。
「、、借金のことは本当にすまなかった。許してくれ。」
雅「はぁ?俺がどれだけの思いで今返してると思ってんの?ろくに仕事もせず、俺にばっか頼って来て。」
この人は、お兄ちゃんの父親。ってことは俺の父親ってことか。
「、、、」
雅「黙ってないでなんか言ってよ。」
「ごめんなさい、、」
雅「じゃあ、なんで逃げたんだよ。俺に全部責任を押し任せて。」
「それは本当に、、」
お兄ちゃんがこんなに怒ってるの初めて見た。
学校でも怒ってる姿見たことあるけど、ここまでじゃない。