嵐しょーせつ。Part3
第58章 ハルランラン
トイレのドアの向こう側に誰かが俺の名前を呼んでいる。
そーっと開けると、、、
雅「、、っ、!?」
?「ふふっ^_^大丈夫?お腹痛い?」
目の前に立っていた智。
俺を追いかけてきてくれたんだ、、、
昔と変わらないその笑顔。
それをみてなんか癒されて涙が出てきてしまった。
智「、、おいで?おいらの胸で思う存分泣いていいよ?」
智は両手を広げ俺を慰めてくれるみたい。
俺は素直に智の胸に飛び込んで、、、
雅「、、っ、泣」
俺がギュッと抱きしめると智も応えてくれて抱きしめてくれた。
しばらく狭いトイレで落ち着くまで待ってくれた。
智「、、ほい。」
雅「あっ、ありがとう、、」
屋上に行き、智がジュースを奢ってくれた。
智「大丈夫?」
雅「うん、、、」
今まで1人で静かに過ごしてきたけど、、、
今は智と一緒にいて本当に落ち着く。
雅「、、3人は?」
智「ん?あー、女子たちに捕まってる。あいつらモテんだな笑」
雅「そっか、でもまぁわかる気がする。」
智「おいらそういうの全然ないからさ。簡単に抜けて来られた笑笑」
雅「智もカッコいいのにね。みんな見る目がない、、」
智「そんなことないよ〜」
雅「羨ましい。みんな凄いよ、、」
智「、、雅紀?昔のお前はどこいった。」
、、え、?
突然まじめになった智。
昔の俺?ってどういうことだ?