嵐しょーせつ。Part3
第60章 ライフ
雅「ふふっ^_^食べてあげるよ。」
俺は和が食べていたものを取り上げ、食べはじめた。
和「すげー、、お兄ちゃん大食い?」
雅「ん?まぁ、結構食べるかも。」
和「なのに、そのスタイルとか、、羨ましい、、」
俺の体を見て落ち込む和。
和だって俺にとっちゃ細すぎると思うんだけど、、
雅「、、帰りどうする?家まで送ろうか?」
和「、、、」
急に黙ってしまい、泣きそうな雰囲気。
和「、、帰りたくない。」
雅「はぁ?」
和「、、俺の帰る場所はないの。」
何言ってんの、?
どういうことか全部聞こうと思って優しく問い詰めた。
和「、、、だから、、」
雅「わかった、、」
聞く話によると、母親の彼氏が入り浸っていて、、あまり和はよくしてもらってなくてご飯とか全部自分で用意しないと怒られるみたい。
和「母さん、、ひどいよ、、」
雅「そっか、、、じゃあ、、」
“、、俺ん家来る?”
一人暮らしだし問題ないよね、、
和「いいのっ!?」
雅「ふふっ^_^いいよ。学校もそこから通いなさい。」
和「ふふっ^_^やった^_^」
笑顔に戻った和は嬉しそうにしていた。
酷いことされてきたから解放されたいんだろうな。