嵐しょーせつ。Part3
第63章 ボーイ
今日も長い1日が終わり、和也と一緒に帰宅。
雅「、、よいっしょっと、、ただいまー、、?」
なかなか出てこないお母さん。
不思議に思って、あかりがついているリビングへ。
ダイニングテーブルで話している父さんたち。
入ろうとしたとき、、衝撃的な言葉が、、
「、、あいつらには言わないようにな。あいつらが双子だってこと。」
「わかってるわよ。もともとは私が育てられなくて雅紀を手放しちゃったんだもの。」
、、え、?
雅「、、どういうことだよ、、」
俺たち聞いてしまい、どうしようもなくて、、、
父さんたちにも気づかれてしまった。
「、、聞いてたのか、?」
雅「、、どういうこと?俺たち双子、、なの、?」
「、、いや、それは、、」
雅「俺たちもう高校生、、だから、なに聞いても驚かないから。お願い、、」
和「僕も聞きたい、、」
「、、わかった。話すよ。」
父さんから聞いた。
元々お母さんが俺たちを産んだのは事実で、、
お母さんと父さんは幼稚園からの幼馴染。
父さんは母さんと結婚したけど子どもが産めない体で、諦めかけていた頃。
「お母さん、、シングルだったのよ。一人で育てなくてはならなくて双子は無理があったの。」
だから、元々体が弱かった和也を自分の手で育てることにし、俺を父さんに譲った。
雅「、じゃあ父さんと母さんとは血の繋がってない家族なの、?いや、でも、、」
たしか、あのとき、、