嵐しょーせつ。Part3
第66章 運命と奇跡
雅「、、っ、!、泣」
和「お前はバカか!!なんだよ!それ。居なくなっちゃえばいいとか生まれてこなきゃよかったとかふざけんなよ!!」
雅「、、、」
和「お前がいたから俺もここにいる。一緒に生まれてきて幸せなんだよ。なのに、、なんでそんなこと、、いうんだよ、、、泣」
翔「和、、、」
和「あの時、俺が朝練行かなきゃこんなことに、、」
翔「お前も自分を責めるな。雅紀のいうとおり、あの事故は運命だったのかもしれない。だから、、責めるな。お前らのせいじゃない。」
和はどんどん自分を責め、俺のために涙を流してくれていた。
智「、、雅紀。」
雅「、、?」
智「生まれてこなきゃよかったとか言うな。俺はたとえ運命だったとしてもお前がこの世に俺たちの弟として生まれてきて本当によかった。もちろん雅紀に限らず翔も和も潤も俺の弟として生まれてきて嬉しい。」
雅「、、智にぃ、」
智「自分を惨めに思うな。辛いのはお前だけじゃない。双子なのに、こんな体にしてしまったって責めてる和もいる。翔だって、影でお前のために泣いてる。潤だって、学校で家族に障害者がいるって言われて一部避けられてるやつらもいる。おいらだって、、弟たちがこんな思いをしてることを知ってるのに何もできないことを惨めに思ってる」
智にぃから色々暴露されてビックリした。