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嵐しょーせつ。Part3

第9章 振り向いてよ。


コトッ

和「はい^_^」

雅「ありがとう^_^」

コーヒーを啜り、幸せそうな顔をする相葉くん。

和「、、で、どうしたの?」

雅「、、、いや。、、」

和「なんか悩み事?」

雅「、、、伊野尾のことなんだけど、、」

和「うん。伊野尾がどうしたの?」

雅「あいつさ、、俺ばっかりくっついているじゃん。それはそれで頼られて嬉しいんだけど。これから先この業界で、やっていけないと思うんだ。」

和「うん、、」

雅「俺だけじゃなくて、ニノたちとも仲良くして欲しいし、、先輩にも後輩にも。もちろん、ほかの事務所の俳優さんたちにも。」

相葉くんはすごく考えていたんだね。
伊野尾のことを、ちゃんと考えていたんだ。

雅「ごめんね?ニノにこんなこと話して、、」

和「んん。いいよ。話してくれてありがとう^_^俺も俺でお前が頼ってくれて嬉しいよ^_^」

雅「、、、、ニノ。あとね?」

和「ん?他にあるの?」

雅「、、、ニノも俺に何か言うことない?」

和「、、え、、」

雅「俺の勘違いだったらあれだけど、、ずっとニノ俺に言いたいことあったんじゃないの?」

相葉くんは、強い眼差しで俺を見つめていた。

バレてたんだ、、俺がお前を想っていたこと。



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