嵐しょーせつ。Part3
第74章 糸。
初めて家に招き入れ、冷蔵庫などに買った食材を入れ、、、
和「お茶出すね^_^」
雅「うん^_^ありがとう。」
おにぃちゃんは、俺と会えて嬉しかったのかな、、
和「、、おにぃちゃん。」
雅「んー?」
和「、、嬉しい?俺と再会して、、俺が舞い上がってただけじゃない?」
雅「んん、そんなことないよ。俺もお前と会えて嬉しかったし、、努力してきて良かったなって。」
和「、、え、?」
雅「俺ね、働き始めてからずっとおじさんたちの家にお金を振り込んでたんだ。和也が少しでもいい暮らしをして欲しくて、、」
和「、、え、、それ初耳、、」
雅「俺が黙っててほしいって言ったから。」
あの家を出るときに渡された通帳、、
雅「1ヶ月に五万円ずつ入れてたの。」
五万って、、、
和「、、っ、!?」
通帳を開いてみると、とんでもない数字が書いてあった。
和「こんな、、」
雅「、、あれ、?おじさん、、使ってないね、、」
和「おにぃちゃんっ!なんでここまで、、自分の方が苦しいんじゃないの、、?」
雅「んん、俺がそばにいてあげられなかった分これぐらいさせて欲しかったんだ。」