嵐しょーせつ。Part3
第74章 糸。
雅「、、家はどうする?このままここで暮らす?」
俺が引っ越し先を選んだ部屋は、学生寮。
すぐに出ていける。
和「おにぃちゃんが良ければ、、一緒に暮らしたい。」
雅「ふふっ^_^いいよ。あの家で一緒に暮らそう。」
和「ふふっ^_^俺、戻って来られたんだね、、」
雅「ありがとうね?俺の元に戻ってきてくれて。俺、お前のこと全力を尽くして守るから。」
和「うん^_^おにぃちゃんよろしくね?」
手続きなど全部済ませて、生まれ育った家に帰った。正直5歳のときに引っ越したからこの家のことはわからない。でも、懐かしい感じだ。
雅「、、ここがお前の部屋だ。」
通された部屋。
、、ん、、?ここ、、
雅「、、俺が使ってた部屋。好きにしていいよ。」
和「おにぃちゃんは?」
雅「俺は父さんの部屋使ってるから。何かあれば言って?」
おにぃちゃんの部屋は、シンプルなテイストで
、、これ、俺が読んでる漫画、、
うそ、全巻持ってんの、!?
あっ、これも。
おにぃちゃんと好み似てるって父ちゃんから言われてたけど、、ここまで一緒だとは、、
雅「、、かーずーなーりー!!ご飯できたよ!!」
夢中に漫画を読み漁っていたらいつのまにか夕飯の時間。
和「今いく!!」
漫画を中断して、、居間へ行くといい香りが鼻を掠めた。
和「、、これ、、」
雅「おじさんから聞いたの。和也の好物。」
作ってくれたのはハンバーグ。
俺の好物作ってくれたの??
和「、、うまそー、、いただきまーす!」
俺好みの硬めなハンバーグ。
和「美味しい!おにぃちゃん^_^」
雅「ふふっ^_^よかった。ご飯おかわりあるから。、、あ、明日連れていきたいところあるんだけど空いてる?」
、、ん?どこだろ、、