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嵐しょーせつ。Part3

第79章 スマイル


雅「相葉です。今日から主治医として“二宮”さんの治療させていただきます。」

「何かあれば、相葉先生に伝えてください。私も出来るだけあなたの治療させていただきます。」

和「え、あっはい^_^」

前の主治医の先生は病室を後にし、、、
2人だけの空間。

雅「検診させていただきます。」

和「はい、、」

気まずい、、
あの時俺があんなことしてしまったから。
まだあの時はガキで嫉妬して突き放してしまったけど今思えば感謝すべきだって思った。

雅「、、大丈夫そうですね。痛いところとかありませんか?」

和「、、、」

雅「、、二宮さん?」

和「、、その、“二宮さん”やめてよ、、」

雅「、、、」

和「あの時みたいに“和”って呼んでよ、、」

雅「、、仕事中なので失礼します。」

雅紀は、何も聞かず病室を出て行ってしまった。

和「、、はぁ、、」

なんであの時突き放してしまったのか、、
雅紀とは仲良くて家族同然だったのに、、、
嫉妬しただけなのにあんなこと、、

?「、、和?」

和「、、あっ、、翔。」

翔「どうした?」

和「いや、、なんでも、、」

翔「そっか、何かあれば言えよ?」

翔は俺と雅紀の幼馴染。
仕事終わってから毎日俺のところに来て話し相手になってくれる。疲れてるはずなのに、、申し訳ない。

翔「あっ、そーいえば和の仕事全部潤が引き受けたって。」

和「え!?あの量を!?潤も同じぐらいの仕事あったのに、、」

翔「なんかね、智から聞いたんだけど、和の仕事多いから1人じゃできないし同僚に振り分けようとしてたら潤が自ら全部引き受けたらしい。」

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