嵐しょーせつ。Part3
第83章 ずっと前から
先輩がいるバスケ部に入部したものの、、、
「、、二宮っ!このボールも頼むっ!」
和「はいっ!!」
1年生はほとんど雑用。
いきなりボールを触らしてくれるはずもなく、、
ただ唯一触れることができるのはボール磨き。
和「、、はぁ、、、」
先輩達はみんなシュートの練習や試合時と同じルールで練習していた。
「、、相葉っ!」
雅「おうっ!」
俺をバスケ部に誘ってくれたキャプテンの相葉先輩。
あんなふわふわして笑顔が似合う人なのに、バスケをしているときはまるで別人。
すごいなぁ、、、
後輩達はみんな相葉先輩のバスケに見とれていた。
雅「、、ふぅ。1年生っ!ちょっとこっちに来てっ?」
試合を終えた先輩は、ボール磨きをしていた俺たちを呼んだ。
みんな急いで先輩の元へ走って向かった。
雅「みんな来たね。、、みんなに報告することがある。」
、、ん?なんだろ、、
雅「今年の夏、1年生も選抜で試合に参加してもらう。」
、、え、?
うそ、、
雅「早く選抜を決めてチームとして深めたいから、6月17日の練習試合で決める。だから、これから練習も俺たちと混じってやること。」
雑用ばかりやっていた俺たち1年生にとっては嬉しい話。
しかも、、その練習試合俺の誕生日じゃん、、