嵐しょーせつ。Part3
第85章 フタリのカタチ
和「おばさんは生きる力がある、、もう時間は限られてるけどいつまでも雅紀を見守ってくれてると思うよ。」
普段そんなこと言わないのに、、、
どうして、、どうして、?
和「、、ったく。顔あげろよ。」
雅「え、?、、っ!?」
優しい声で呼ばれ顔を上げると
ぷにっとほっぺを掴んで、、
和「笑え。お前は笑った方がいい。俺は少なくとも暗い雅紀より明るくてバカでいつも笑顔でいる雅紀の方が好きだ^ ^」
久しぶりに見せてくれた笑った顔。
それを見ただけで泣けてきそうで、、、
和「ふふっ^_^ブッサイクー。」
雅「じゃ、ひゃなしぇ、っ、(離せ)」
なかなか離してくれない、、
くそっ、、
和「、!?んだよ!!」
俺も仕返しに和也のほっぺを引っ張った。
その衝撃で俺は解放され、自由になった。
雅「ふふっ^_^仕返しだー!笑笑」
和「んんー!!」
なんかこうやってバカやるところ。
変わってないな、、、
よかった、変わってなくて。
和也の家に帰ってきて、、
「、、今日は2人ともお休みしなさい^ ^わたしから雅男さんに話しておくわ^ ^」
おばさんの優しさに甘えて今日は2人でゆっくり和也の部屋で過ごした。