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嵐しょーせつ。Part3

第85章 フタリのカタチ


そして、、卒業式。

雅「、、母さん。大丈夫なのか?」

「ふふっ^ ^大丈夫よ。雅紀の最後の晴れ舞台なのよ^_^卒業おめでとう^_^」

「雅紀おめでとう^_^」

入院していた母さんは今日1日だけ外出許可がおり、俺たちの卒業式に車椅子だけど参列してくれた。

「雅子ちゃん、大丈夫?」

「うん^_^今日は体調いいわ^_^」

「雅男くんも大変だろ。」

「そうだな。でも、雅子には早く元気になって貰いたいからこれぐらい。」

今もちゃんと治療を受けてる母さん。
父さんも仕事の帰りに病院にこもってしまい、朝そのまま出勤することが多かった。
だから、家を空けることが多かった。


雅「、、和也。おめでとう」

和「お前もな。」

雅「ありがとうね、?こんなドジな俺を支えてくれて」

和「これからも支えてやっから。頑張ろう?」

まだ、具体的には決まってないなお互いの個性が出る何かをしたい。

それの想いを母さんの病室でお互いの家族に説得させ、、最初は不安だらけで返事くれなかったけど、、なんとかね、、

和「ほら、、いつもの。」

生まれてから何かの記念日になると2人でずっと写真撮り続けてきた。
幼稚園の入園式、運動会、卒園式。
小学校から、入学式や卒業式を一緒に撮ってきた。

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