嵐しょーせつ。Part3
第86章 覆面
あれから数日経ち、
俺はいつも日常に戻り何事もなく過ごした。
雅「ふぅ、、」
誰も通らない廊下に座った。
屋上のほかにここで歌うことも多い。
大好きな音楽を耳にしようと思い、イヤホンをつけようとした瞬間、、俺に思いがけない出会いがあったんだ、、
ガラっ、、
いきなり窓が開いてびっくりして顔を上げると、、
?「、、わぁ、!ビックリしたぁ、、」
雅「え、あ、、」
外からひょいっと飛び越えてきた1人の男の子。
?「、、あれ?お前、、」
俺に何か気づいたかのように顔をジーっと見ながら、声に出そうとした時
?「、、あっ!いたいた!!おい!和也っ!!」
和「やべっ見つかった、わりぃ、じゃあな。」
『雅紀』
、、え、?
俺の名前、、なんで、??
“和也”っていう男の子は、ニカっと笑って走り去ってしまった。
?「ったく、あいつ逃げ足はえーな、、ほんと、昔っから変わって、、って、、おいっ、雅紀か!?」
雅「、、え?」
また違うやつに俺の名前呼ばれた。
俺、あの子とこの子に会ったことあったけ?
?「覚えてないのか?お前。俺、翔だよ。」
、、しょう、?
雅「、、、っ、!?」
翔「思い出したか?笑」
雅「うんっ、って、じゃあ、、あの子、、」
思い出した。
俺は慌てて立ち上がりそいつを追った。