嵐しょーせつ。Part3
第86章 覆面
和「1人さ、辞めてしまったんだ、、お前覚えてないか?生田斗真。」
雅「え、あ、うん。俺たちの1つ下の斗真だろ?」
和「そう。斗真がちょっと一身上の都合で辞めちゃって、、雅紀にそのあと継いでほしい。」
雅「、、、」
和「お前さ、文化祭のとき歌ってただろ。しかも俺たちの曲を。」
雅「え、、」
和「俺さ、あのときお前だと知らずに聞いてて感動したんだ。」
たしかにあのとき偶然が重なったのもあるけど、
今人気のある曲で盛り上がれるのは“嵐”の曲だ。
雅「、、俺、、」
何回も言うけど人前で歌うことが苦手。
でも、、大切な人たちにお願いされたら、、
雅「、、いいの?俺なんかで、、」
翔「おう^_^雅紀がいいんだ。」
潤「俺たちにはお前が必要なんだ。」
智「大切な幼馴染だもん、、雅紀と一緒にやりたい。」
みんなの強い思い。
俺を大切にしてくれてる、、
なら、、、
雅「、、やるからには全力で歌う。」
俺のお決まりのセリフ。
これを言うと引き返せないし、自分の中で覚悟も決められる。
和「、、ありがとうっ!!」
4人は俺に抱きついてきた。
雅「わぁ、、」
和「ありがとう、、!戻ってきてくれてホントありがとうっ、、」
雅「ふふっ^_^和也もホント変わってない。泣き虫なところ。」
和「うっさい!!」
この4人の温もり。
これを忘れずに俺はみんなとともに前を進むよ。