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5人1組の制作のためメンバー集めすることになった俺たち。


和「、、ん？なにあれ、、」

翔「え？、、あー、、あの絵画ね。」

和「これ凄い、誰が描いたんだろ。」

ここに置いてあるってことは生徒の作品だよね。
凄すぎる。

翔「あー、これはね、、」

？「、、俺だけど。」

、、え、？

翔「相変わらず無愛想だね。」

？「お前には関係ないだろ。邪魔だどけ。」

和「これ描いたのキミなの！？凄いね！なんか賞取れそう、、」

？「はぁ？賞なんてキョーミねーよ。」

和「え、でも。」

智「和やめとけ。こいつ何言っても聞かねーから。」

すっごいのびのびした作品。
まぁ描いてる人は口悪いけどさ、絵は優しい。

翔「こいつは、智と同じ油絵科の“相葉”雅紀。」

和「え、“相葉”って、、」

智「そう。あの日本画作家の相葉孝次の孫。」

雅「、、んだよ。」

和「、、もしかして、、まーくん、？」

雅「はぁ？」

和「俺のこと覚えてない！？俺、“二宮”草二郎の孫！！」

翔「はぁ！？二宮草二郎って、、」

智「雅紀の爺さんと同じ日本画作家の、、」

和「俺たち小さい時いつも遊んでたんだよ！会食の時とか」

雅「んなこと覚えてねーよ。」

まーくんは、覚えてないって、、
なんか悲しい。
俺は会いたかったのに、、まーくんは会いたくなかったのかな、、