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嵐しょーせつ。Part3

第87章 キズナ


あれから5人でテーマを決め、それぞれの学科に合わせて作業を始めた。

和「、、雅紀ーっ!」

雅「んだよ、朝っぱらから。」

和「今日、会食の日!参加しろって言われただろ?」

日曜日。
今日、おじいちゃんに呼び出された。

雅「あー、おれはパス。」

和「なんでー?」

雅「そういうのマジ苦手。お前だけでも行ってこいよ。」

和「、、じゃあおれも行かない」

雅「はぁ?」

和「雅紀と一緒だからいこうと思ったけど、制作あるし行かない。」

雅「んだよ、それ。寂しがり屋なところ変わってねーな。」

和「うっさい!じゃあな!!」

雅「あーもー!わかったから。早く着替えて行くぞ」

雅紀は、素早く着替えた。

外出届を出して寮の外へ出た。
その時目の前に大きな車が止まり、車の窓が開いた。

「おー。和也。」

和「おじいちゃんっ!」

「近くまできてたから迎えに来てやったぞ。まーくんも久しぶりだな。」

雅「、ご無沙汰しております。」

「ほら、乗りなさい。」

おじいちゃんの執事の人が車の中へ招いてくれ、乗り込んだ。

「まーくん、元気か?」

雅「はい、おかげさまで。」

「もう何年も会ってなかったな。和也が引っ越してから、一度も」

、、え、?

和「、、10年も、?」

「それぐらい経つか」

雅「、、、」

「誘っても来ないんだよ。和也がいないからつまらないって。」

雅「あ、ちょっ、」

まーくん苦手なんじゃなくて、俺がいないから行かなくなっちゃったんだ、、

和「、、雅紀ーっ、」

雅「んだよ。」

和「寂しかったの?」

雅「はぁ?」

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