嵐しょーせつ。Part3
第91章 救う
雅紀は昔から動物が好きで、
よく放課後動物園に連れ出されていた。
雅「可哀想だよね、身勝手な理由でペットたちを引き離して、捨てて、、この子たちはなにも悪いことしてないのにね、、」
ほんと、優しいやつ。
優しい心を持ってるんだよね、雅紀は。
雅「俺ね、絶対この子たちを幸せにしたいんだ。心優しくてちゃんと大切にしてくれる飼い主さんを探したい。」
和「、、、お前ってやつは、、」
この子たち全員引き離れさせられて、、捨てられて、、辛い思いしてたんだ。
雅紀のことだからほっとけないっていうのはすごくわかる。
ずーっと俺にくっついてる白い犬。
和「、、なぁ、この子の名前は?」
雅「ん?この子は、“ユキ”」
和「“ユキ”か、、」
俺はユキと同じ目線にして、、
和「俺がお前を助けてやるからな、“ユキ”」
雅「、、え、?」
和「俺も手伝う。手伝わせてほしい」
雅紀の思いが伝わった。
俺もお前を助けたい。この子たち全員助けたい。
雅「、、ありがとう^_^和。」
和「ふふっ^_^、、、ユキー。」
絶対に助けてやる。