嵐しょーせつ。Part3
第92章 生きる
和「、、なにあれ、」
何も知らないおれは、現状なにが起きてるのかわからなかった。
翔「あれ?聞いてないの?」
和「え、うん、、」
翔「マジか。雅紀、和に言わなかったんだな。」
いつのまにか戻ってきた雅紀は、また翔くんの手を借りてさっきと同じように足を引きずりながら席に戻ってきた。
和「、、、どういうことだよ。」
雅「へ?」
和「何があったんだよ。」
雅「あー、、これね^_^俺さ、大学2年生のとき事故に遭っちゃって、、脊髄損傷して腰から下が動かなくなっちゃった笑笑」
雅紀は、笑いながら事故の話をしていた。
和「、、な、んで言わなかったの、?俺たち幼馴染でしょ、?家族同然じゃん、、なんで、、」
報告がなかったことが悔しい。
俺はいつでも困ったことがあればそばにいてやりたいのに、、どうして、、
和「なんだよっ!もう!悔しいっ、、雅紀がこんなことになってたのに、呑気に過ごして、、自分が本当にアホだ、、」
雅「和っ、違うんだ。」
和「へ?」
雅「お前に心配させたくなかったんだ。夢に向かって頑張ってんのに、俺のせいで諦めてきたら俺こそ悔しいし、、壊したくなかった。」
和「雅紀、、」
雅「迷惑かけるのは両親と同僚の翔だけでいい。和は自分のことを後回しにするでしょ、?だからさ、、」
雅紀は、ショボンとした感じを見せた。