嵐しょーせつ。Part3
第92章 生きる
確かに昔から雅紀のことになると自分のことを後回しにして飛んでいくぐらい早かった俺。
だって、鈍臭いやつだし人見知りだからさ、、
心配になっちゃうんだもん。
でも、、、
和「、、バカ。」
雅「え?」
和「ほんとバカ。」
雅「、、、」
和「、、俺はお前に心配かけられたいんだ。」
雅「なんだよ、、それ、、」
和「雅紀。俺ね、1番に考えたいのもお前だけなんだ。好きなことより雅紀の方が大事だって、、だから、今そんな身体になったことを何も言ってくれなくて、、悔しいんだよ。雅紀のことちゃんと見とくべきだったって、、」
雅「和、、、」
和「だから、、お前も俺に甘えてほしい。だってさ、、俺たち幼馴染でしょ、?家族同然じゃん、、ってこんな俺が言っても説得力ないか。」
別れを切り出したのも俺からだったし、、
完全に見放したのは俺のはずなのに、、
雅「、、和。」
和「、、、っ、!?」
いきなりほっぺを摘まれ、顔で遊んでる雅紀。
雅「、、笑って^_^和には笑っててほしい。」
和「、、ま、ちゃき、?」
雅「、、これからは和にたくさん甘えていい?」
遊んでた手を離され、解放した俺のほっぺ。
和「当たり前だろ。ウェルカムだよ^_^」
雅「ふふっ^_^ありがとう。和^_^」
心の底から笑えるってこんな素敵なことなんだね、
雅紀にはまた一つ教えてもらっちゃった。