嵐しょーせつ。Part3
第12章 家出。
玄関から出ると、、ちょうど雅紀たちが遊びから帰ってきた。
雅「、、あれ?和??なにその荷物。」
和「、、くっ、泣雅紀ーっ!翔ーっ!智ーっ!潤ーっ!」
俺は幼馴染である4人の顔を見るなり、嬉しすぎて雅紀の胸へ飛びついてしまった。
雅「え!?なに!?」
翔「おいおい、どうしんだよ。」
和「、、うぅ、、泣」
潤「和、、」
智「、、、」
みんななにも言わず泣き続けている俺を優しく包み込んでくれた。
わかってくれてるの?
和「、、ぐすっ、、泣」
雅「大丈夫?」
和「、、うん、、、あっ、俺の涙で濡れちゃった、」
ちょうど飛び込んだ胸のあたり俺の涙で濡れていた。
雅「ん?いいよ^_^で、どうしたの?おじさんたちとケンカしたの?」
和「ケンカっていうか、、、もう、、、」
翔「、、もう、?」
和「、、こんな、、こんな生活いや。俺を、、俺を、、、」
雅「、、うん、わかった。ちょっと準備してくるから、待ってて?」
雅紀は自分の家へ入っていった。
俺たちが普通じゃないかもしれないけど、、なにも言わずに言葉も見つからない時、目を見て何を言いたいか通じるものがあった。
ガチャ、、
雅「おまたせ^_^」
大きな荷物を持っている雅紀。
雅「、、家出するなら俺も一緒に行くよ。どっか遠いところに行こう?」
和「、、うぅ、、雅紀ーっ泣」
雅「ふふっ^_^和はよく頑張ったよ。お疲れ様^_^」
頭を優しく撫でてくれた雅紀。
俺の中で雅紀は、唯一無二の存在。
なくてならない存在。
嬉しすぎて、、、、雅紀を抱きしめた。