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私だけに尽くしてよっ!

第2章 高校2年 春

「それじゃあ、1時間目をはじめます。」

先生が教室に入ってきた。


「じゃあ、順番に自己紹介していこっか! 一番の人からね」

自己紹介が進んでいく。



「立花光梨。よろしく。」

「なにあれ」
「クールアピール?引くわw」

「(だから聞こえてるっつーの。)」





キーン コーン カーン コーン ……

1時間目が終わった。

光梨が席を立とうとすると、隣の席の佐々原希望が声をかけてきた。

「立花さん、あの…」

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