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私だけに尽くしてよっ!

第2章 高校2年 春

「おい!立花!風邪ひくぞ?!」

そう言いながら追いかけるが、どんどん離されてしまう。
とうとう光梨の姿が見えなくなった。

「チッ」








希望が学校に戻ると、屋上に光梨がいた。



ガチャッ…

希望が屋上のドアを開けた。

「立花。風邪ひくぞ」

「どーだっていーだろ。それより、そんなに私にストーカーみたいについてきてるんだったら、恋人のフリしてくれよ。」

そう言って、光梨はにやりと笑った。

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