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ジッパー様

第18章 疼く身体

 その後も意識が遠退くくらい、何度も突き上げられて、ジッパー様の精子をナカに注ぎこまれた。


「やっと繋がれたな、オレたち」


 一瞬、進藤さんの声が耳に入ってきた。


「進藤さん!?」


 目を開けると、そこには誰もいなかった。
 ただの椅子と、私だけしか──。


「……っ……」


 今のは夢だったの?
 でも私の服ははだけてるし、私の股の間からも白い液体が溢れていた。


 あの声は確かに進藤さんだった。
 やっと繋がれたなって、もしかして……。


 私は今まで座っていた椅子をジッと見た。


「まさか……」


 でもそうだとしたら、進藤さんのビジネスバッグが私の部屋に置きっぱなしなのも説明がつく。


「そんなっ……」


 この椅子は進藤さんだというの!?



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