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高嶺の花

第3章 出会い

撫でているうちにいつの間にか鷹の腕の中で眠ってしまった藤を抱えて寮に向かおうと思ったが風紀室の方が近いと思い風紀室の仮眠室向かった








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「………ん、、あれ、ここ…どこ?」








目が覚めると藤は見た事のない場所のベッドに寝ていた
あたりを見渡しても誰もいない
それも当たり前だ鷹とあった後いつの間にか寝てしまっていた藤が起きたのは皆とっくに下校しているはずの時間だった








藤は起き上がり、とりあえず部屋の外に出てみようとドアノブに手をかけた
その時__________








_____ドンッ








誰かにぶつかった
おそらく同時に部屋のドアを開けたのだろう
藤はぶつかったであろう人を確認する為顔を上げた








「大丈夫か?藤」
「…鷹!」
「わっ…と、もう夜遅いが泊まっていくか?」
「え?」








時計を見ると夜の10時を過ぎていた
思った以上に寝てしまっていたようだ
しかも見知らぬ部屋はどうやら鷹の自室だったみたいだ







藤は少し考え
自室に帰るのが面倒だと判断し、鷹の部屋に泊まらせてもらう事にした

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