
異世界転生が出来ると思ったのにポイントが高すぎる
第2章 後編
「今のお前は私の元へ来る必要などないだろう。お前を愛する男は多いはずだ」
「あ、はあ、まあ……」
そう。ここ一年近くで人生初のモテ期がやってきている。合コンにも良く誘われて遊びではなくちゃんと付き合いたいと毎回言われる。嬉しくてふらっと『はい!』と返事をしそうになるがその都度銀月様の顔が頭をよぎる。浮気でも何でもないに。
後ろから抱きかかえられ、ふさふさの尻尾で身体を撫でられ、銀月様と睦ごとのような会話を交わしていると、以前と違う願いが湧き上がってきた。
『本当に銀月様に愛されたい』
無理か……。気持ちは変えられないし、きっと変わらない。こうして会うのは4回目だけど彼に何も変化はない。
はっ! まさか。最初にえっちしたから本命になれないとか!? まずったなあー!
プラトニックで始めて気持ちが伴ってから身体の関係を持つんだった! いや。無理か……。こういう時に自然に湧いてくる気持ち、心をもらえないなら、何か形が欲しい。
「あ、はあ、まあ……」
そう。ここ一年近くで人生初のモテ期がやってきている。合コンにも良く誘われて遊びではなくちゃんと付き合いたいと毎回言われる。嬉しくてふらっと『はい!』と返事をしそうになるがその都度銀月様の顔が頭をよぎる。浮気でも何でもないに。
後ろから抱きかかえられ、ふさふさの尻尾で身体を撫でられ、銀月様と睦ごとのような会話を交わしていると、以前と違う願いが湧き上がってきた。
『本当に銀月様に愛されたい』
無理か……。気持ちは変えられないし、きっと変わらない。こうして会うのは4回目だけど彼に何も変化はない。
はっ! まさか。最初にえっちしたから本命になれないとか!? まずったなあー!
プラトニックで始めて気持ちが伴ってから身体の関係を持つんだった! いや。無理か……。こういう時に自然に湧いてくる気持ち、心をもらえないなら、何か形が欲しい。
