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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第1章 ~プロローグ~

◇青島家2階・夏海の部屋◇

「よし!」

制服に着替え終え、鞄を持って部屋を出て階段を下りた。

◇道中◇

「今日は、いよいよ始業式
新しいクラス、楽しみだな~♪」

僕の名前は、青島夏海(あおしまなつうみ)。

今年の4月、水泳部部長になった高校2年生。

「今年、新入部員が入って来てくれると良いなぁ…。」

1年生の時に、僕は水泳が大好きで水泳部に入部したが、去年の新入部員は僕1人だけ。

さらに、先輩達は全員3年生で2年生は1人もいない状態だった。

◇JR桃谷駅・改札◇

「ふぅ…。」

朝の通勤ラッシュのせいで、疲れてチョベリバ(←死語)な気分だ。

◇道中◇

駅のすぐそばにある商店街を抜け、学校に向かって歩いている。

「ん?」

途中の曲がり角の道を向くと、ガラの悪い男性3人が1人男子学生を囲んでいた。

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